走行税・・・?走るだけなのに税金かかるって本当?

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こんばんは、たぬぽんです。
かなり久しぶりの更新になってしまいましたが、今話題の「税金」について少しお話をしてみようかなと思います。。。

 

今回のテーマは・・・「走行税」

走行税ってなに?

政府・与党は新たな財源として「走行税」の課税を検討しています。これは、車を走らせるごとにいくらかの税金を課税するというもの。一番有力視されているのは「1km=5円」というもの。

課税の実態は・・・

とある国ではすでに走行税が導入されている。例えば「1,000km=5,000円」という国がある。ここではガソリンスタンドに併設されている場所で事前に走行距離を申請し、走行税を納付する。申請した距離よりも多く走る場合は、その都度、申請をし直して納付する。結構手間がかかっているのではないだろうか。

検問も実施されている。課税逃れを防ぐため、ランダムに止めた車のタイヤに付けられているメーターと納付金額を示すステッカーを見比べ、課税逃れが無いかをチェック。もし、課税逃れと判断された場合は多額の罰金を納めなければならないという。

参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190412/k10011881941000.html

ビジネス特集 1000キロで5000円? 走行税の実態は | NHKニュース

 

日本での導入は難しいのではないか

走行税の導入を日本で行うことは難しいのではないかと考えられている。日本では、カーシェアリングという方法が一般的なものになりつつあり、車を所有する人が減りつつある。カーシェアリングの場合、一体、「誰が」「いつ」納税するのかなど問題点も多く、料金自体に上乗せするぐらいしか解決策はないだろう。

また、課税逃れを防ぐために「所有者課税」にしてしまった場合、リース車はどうなるのだろうか。メンテナンス付きリースで車を借りている場合、所有者はどうやって走行距離を把握し、納付金額を確定させるのだろうか。

このように、走行税は日本において様々な視点から走行税を検討しなければいけない必要性があるのではないだろうか。確かに走行税を新たな財源にする必要性も分からなくはないが、まずは”身を切る改革”として自身らの手当等を見直すところから始めるべきだと筆者は考える。

※本件は個人の感想であり、所属する団体・会社の意見ではありません。誹謗中傷等は適切な処置を行わせていただきますので予めご了承ください。

【王者に陰り】J1リーグ第4節vsガンバ大阪戦

 

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2019年3月17日、明治安田生命J1リーグ第4節vsガンバ大阪戦が等々力陸上競技場で開催された。

 後半アディショナルタイムの失点。悪夢は続く。

 者の戦いとは到底言えない戦い方だった。後半アディショナルタイムに失点し、今シーズン初めての黒星を喫した。一瞬のスキを突かれた失点であり、失点時にはピッチ中央付近で知念が腰を落としていた。後半アディショナルタイムに失点するのは前節横浜FM戦に続き2試合目。

 今シーズンの川崎フロンターレは”空回り”しているといっても過言ではない。開幕戦のFC東京戦は0-0のドロー。続く鹿島(1-1)、横浜FM(2-2)と3戦連続で引き分けていた。Jリーグ開幕前哨戦ともいえるフジゼロックススーパーカップでは浦和レッズを相手に1-0で勝利、かつ新加入のマギーニョとレアンドロダミアンがフィットしていただけに、期待値も高かったことだろう。

選手に対して暴言?SNSでは落胆の二文字

 して今節。試合終了後には、川崎華族を中心に選手に対し拍手を送ったり、チャントを歌って選手を鼓舞し続けた。一方で、選手に対し暴言を吐く人もいたようで登里が反応したともツイートされている。確かにSNS上では「これで拍手できる内容ですか?」や「いつになったら勝てるんだ」などの意見が散見される。

 今一度思い出してほしい。川崎フロンターレは”常勝軍団ではない”ということを川崎フロンターレの歴史は苦難の連続だった。初めてJ1に挑戦した年にすぐ降格が決まった時もあれば、公式戦8連敗した時もある。天皇杯決勝やナビスコカップ決勝で涙を飲んだことも多々あるだろう。川崎フロンターレは苦難と共に昨年、J1リーグ2連覇という偉業を達成したのである。

 確かに、2連覇したチームに対し「常に勝ち続け、王者としての風格を見せなければいけない」という意見があることも承知している。しかし、チームは生き物だ。どのように動くかは予測できない。

今、私たちがチームに対して出来ることとは

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(引用:川崎フロンターレ公式より)

 、私たちサポーターがチームに対してできること、それは「応援し続けること」だけである。暴言を吐いたから、ブーイングをしたからといっていきなりチームが強くなるなんてことはない。暗黒時代を築き上げた歴史を持つ川崎フロンターレは、こういう逆風が吹く中で真価を発揮する。筆者に言わせてみれば、まだ4節終わったばかりだ。残り30節もある。

 去年の広島を思い出してほしい。一時期広がっていた勝ち点差も気づけば逆転していた。首位を走っているFC東京だって今後どうなるか分からない。「よそはよそ、うちはうち」という言葉があるように、川崎フロンターレは焦らずに結果を出していけばいい。そのためには”負け”も必要なのだ。

勝てない時ほどチャンスなのかもしれない

 2連覇した今シーズン。対戦相手はガチガチに対策をしてくる。ゆえに攻撃パターンがうまくはまらず、引き分けたり負けたりしてしまう。今までの試合をすべて見てきて言えることは「まだ試行錯誤段階にある」ということ。長谷川をACLで起用して調子を見たり、斎藤を右サイドで使ったりと鬼木監督は実戦でさまざまなプランを試している。その中ではまってくるプランがあるのだとすれば、これからの川崎は本来の強さを発揮するだろう。

勝てない時は勝てないなりの理由がある。チームとしてプランを考える一方、弱点をあぶりだせるから敗戦はチャンスなのかもしれない。次節、松本山雅戦ではどのような戦い方をするのか。過度に期待せず、冷静に試合を見守りたい。

新生活にはWiMAXがオススメ!その理由とは

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(画像引用元:So-net)

 

もうすぐ春ですね!(^^)!
私自身、4月から新社会人として社会に出るので少し不安な部分もありますが・・・。
そんな春にオススメしたい商品があります!
(普段、そんなに商品紹介をしているわけではないので本当に珍しいです)

皆さん、「UQ WiMAX」ってご存知ですか?
そうです!ポケットWi-Fiなどという形で認識されている方も多いかと思います。今日は、そんなUQ WiMAXをお得に契約できるキャンペーン情報をいただいたので、ご紹介させてください!

UQ WiMAXとは?

UQ WiMAXとは、持ち運べるWi-Fiのことです。家の中でも外出先でもルーターを持ち歩いていれば、どこでもインターネットに接続できます。格安スマホを使っている方はUQWiMAXと併用して利用することで、本当に安くスマホを持つことができます。

 

家でも外でも快適インターネット!So-net モバイル WiMAX 2+

 

料金はどうなってるの?

UQ WiMAXは、UQ WiMAX本家が提供していたり、GMOとくとくWiMAXなど本家以外の会社が提供していたりしており、価格も似たり寄ったりです。今日ご紹介するのは、So-netが提供するUQ WiMAXです。

So-netソニーグループのインターネットプロパイダーで信頼と実績があるため安心して使えます。では、本家UQ WiMAXSo-net UQ WiMAXの料金を比較してみましょう。

このように1カ月当たり700円程度差が出ています。どちらも3年契約なのでトータルすると約27,000円もの差額が生じることになるでしょう。同じWiMAXでも本家で契約するかSo-netで契約するかで大きな差ですね。

もし、WiMAXの契約を検討しているのであれば、ぜひSo-netさんからWiMAXを契約してみてください。きっとお得に契約できるはずですよ!

東京オリンピックはVISAカードと現金しか使えない!ヴィッセル神戸も・・・

東京オリンピックで使えるクレジットカードはVISAのみ

 この間、ふと東京オリンピックのチケット販売の広告が目に付いたのでちょっと見ていたら気になる文言が・・・。

 

https://tokyo2020.org/assets/img/pages/games/ticket/purchase/photo-04.jpg

(出典元:東京オリンピック公式ホームページ

 

みてください。チケットを買う時に使える決済手段は「VISA」と「現金」だけというのです。VISAはクレジットカード・デビットカードプリペイドカードに対応しているようですが、チケットの最高価格は30万円です。これをプリペイドカードで払えると思いますか?

 

三井住友プリペイドカード公式Q&Aには次の記載がありました。

 

 Q.カード残高の上限金額はいくらですか?
A. 50,000円です。

引用元:https://qa.smbc-card.com/prepaid/pre/detail?site=4H4A00IO&category=8&id=61

 

今回、東京オリンピック向けに発行されているVISAカード三井住友カードがその役割を担っています。もし仮にVISAプリペイドの上限金額をそのまま適用するならば、買えるチケットは限られてしまいます。デビットカードを発行するにも特定の銀行口座を開設しなければならないなど少々厄介です。

 

なぜVISAオンリーなのか

VISAとオリンピックのつながりは1986年に遡ります。1986年よりVISAはワールドワイドスポンサーとしてオリンピック大会をサポートしています。そして、“唯一”の決済テクノロジースポンサーとしてオリンピック運営委員会も認めており、契約期間は2032年までです。つまり、東京オリンピックが終わるまではVISAカードの専有エリアといえるでしょう。そしてVISAは契約を更新し続けているため、しばらくの間はオリンピックではVISAカードしか使えないことになります。

 

サッカーでもキャッシュレスオンリーのチームが・・・

 実は東京オリンピック以外でもクレジットカードオンリーにしたサッカーチームがあります。その名も「ヴィッセル神戸」です。ヴィッセル神戸は2019シーズンより、完全キャッシュレス化を目標に掲げており現金での決済は原則としてできなくなりました。下記の決済手段であれば決済できます。

 

楽天Pay

楽天Edy

・クレジットカード

デビットカード

 

それでは少しF&Qも含めてみてきましょう。

 楽天Pay

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出典元:ヴィッセル神戸公式ホームページ

楽天Payは楽天が運営しているQRコードを読み取って決済する手段です。事前にアプリにクレジットカード情報を登録して、決済時にQRコードを提示するだけで決済が終わります。請求は事前に登録したクレジットカードに行われるため、スマホさえあれば決済できる大変便利な手段といえるでしょう。しかし、現状、VISAとMasterCardしか登録できずJCBをはじめとする他ブランドは使えないので注意してください。

 楽天Edy

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出典元:ヴィッセル神戸公式ホームページ


楽天Edyは元々Edyという名でしたが、楽天が運営権を引き継いでから楽天Edyに名前が変わりました。EdyEdyカードやおサイフケータイで使うことができ、事前にチャージが必要なプリペイド電子マネーです。チャージはコンビニエンスストアをはじめ、ノエビアスタジアムでも行えますが、スタジアム以外でチャージをする場合は1,000円単位で入金しなければいけません。スタジアムで行う場合、新たに設置する一部のチャージ機では小銭でのチャージにも対応するようなので、少額だけ入れたいという方にオススメです。

なお、楽天Payやクレジットカード、デビットカードは子供が利用できないのでは?と質問が挙がっていましたが、ヴィッセル神戸としては「Edyカードを無料配布する」ことで解決できると見込んでいます。Edyは現金チャージで利用できるため、機会損失を防げるという考えのようです。

また楽天Payが利用できなかったり、クレジットカードを忘れてきてしまったりした場合はEdyをレンタルすることもできます。1日限り300円のデポジット料金を支払えば借りることができ、Edyにチャージすれば問題なく使えます。なお、Edyを返却するとデポジットは返ってきます。

 

クレジットカード/デビットカード

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出典元:ヴィッセル神戸公式ホームページ

 楽天Payや楽天Edy以外にクレジットカードもしくはデビットカードで支払う方法があります。楽天カードをはじめ、VISA・MasterCard・JCB・AMEXの各種クレジットカードが使えるほか、楽天銀行デビットカード(VISA/JCB)をはじめ各種デビットカードが利用できます。

 

<重要>ノエビアスタジアムでは楽天Edyがオススメ

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出典元:楽天Edy

 なぜノエビアスタジアムで支払う時は楽天Edyがオススメなのか理由分かりますか?簡単に言えば、「お得」だからです。仕組みを見てきましょう。

 

まず楽天Edyを使うにはチャージをしなければいけません。チャージは現金以外にもクレジットカードで行えます。この時、クレジットカードチャージで楽天カードを選んだとしましょう。楽天カードEdyに対し、「200円ごとに1ポイント」付与すると明記していますので、1,000円チャージしたとすると5ポイント(楽天スーパーポイント)が貯まる計算になります。

 

Edyで支払いをすると色々なポイント(要設定)が貯まるようになっているので、楽天スーパーポイントが貯まる設定をしておきます。設定後、Edyで支払いをすると「200円ごとに1ポイント」が貯まります。お気づきになった方も居ると思いますが、「Edyに対し、楽天カードでチャージをして支払えばポイントが2重取りになる」のです。実際にシミュレーションをしてみましょう。

 

ノエビアスタジアムで1試合あたり2,000円使ったとします。年間17試合なので、34,000円を使う計算になります。

 

 

現金チャージ

クレカチャージ

楽天Pay(参考)

Edyへの入金

0P

170P

-

Edyでの支払

170P

170P

170P

合計

170P

340P

170P

 

このように現金でチャージをするより2倍もお得になります。そして参考として提示した楽天Payよりもお得だということが分かりますね。貯めたポイントは楽天市場楽天Edyにチャージして使うこともできますが、オススメはユニフォームです。

 

ヴィッセル神戸のユニフォームは、楽天市場で販売されており楽天スーパーポイントを使って買えます。つまり、ノエビアスタジアム以外でも楽天カードからEdyにチャージして使えば、お得に貯まったポイントで新しいユニフォームが買えます。

 

・・・筆者は川崎サポなのになぜ、神戸サポの目線に立って話をしてしまったのか分かりませんが、この取り組みが画期的なものであることは間違いありません。今後、他クラブでも広がっていきそうな試みなので、ぜひヴィッセル神戸さんには成功させていただいて、Jリーグ全体でキャッシュレス社会へ舵を切っていければと思います。

【提言】フロンターレのチケットを”抽選制”にしてみては?

2018シーズンもあと1節で終わりを迎える。川崎フロンターレは2連覇を達成した。ここではあまり言及していなかったが、フロンターレのチケットは「プレミアチケット」化してしまったのではないだろうか。

なぜ「プレミアチケット」という言葉を使ったか。そして、なぜこのような「提言」という形のタイトルにしたのか。今回はそれについて語っていきたい。

 チケット争奪戦が物語るものとは

等々力の収容率は85%を超えている

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々力陸上競技場に収容できる人数は約27,000人である。今年度の平均入場者数(来場者数)は約23,000人。収容率は約85%と驚異的な数値を叩き出している。それゆえにフロンターレ後援会会員先行で発売されるホームゲームのチケット争奪戦が生じてしまった。

川崎フロンターレでは、ホームゲームの開催3週間前の土日に後援会会員に向けて一般販売に先駆けチケットが発売される仕組みがある。フロンターレ後援会会員先行で完売してしまった席種は一般販売には回らない。今までのフロンターレであれば、試合前日に「あ、試合に行けそう!チケット買わなきゃ~」程度のノリで買えていたのだが、Jリーグ王者として臨んだ今シーズンの後半戦より、そんなノリは通用しなくなった。

先行販売初日の午前10時、Jリーグチケット(チケフロ)にて後援会会員先行でチケットが発売される。アウェイエリア(ビジター指定/自由)を除く全席種が売り出されるのだが、午前10時1分にはほとんどの席種で完売を示す「×」が表示される。その間、多くの会員はJチケットのトップページにすら入れず、やっと入れたことには完売しているケースが非常に目立つ。

昨今の等々力人気を考えれば指定席が完売してもおかしくはないし、選手を近くで見たいという需要に応えるピッチサイドが売れるのも分かる。しかし、一番キャパシティがあるホームA・自由が売り切れることは想像に至らなかった。

チケットストリートでの転売が顕著に

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ケットストリートというサイトをご存知だろうか?チケットストリートはいわゆる「2次流通サイト」で、チケットを持っている人が持っていない人に譲る(=転売)サイトだ。似たようなサイトでチケットキャンプがあったが、諸問題で閉鎖して以降、チケットストリートが伸び始めている。

チケットストリートでは日々、多くのチケットがやり取りされているのだが、中でも人気があるスポーツチケットは「川崎フロンターレ」のものだ。後援会会員先行で販売されたチケットは、午前10時10分に転売が開始される。商品説明には「ホームA・自由」としか書かれておらず、価格は1枚あたり5,000円以上とかなりの高額でやり取りされている。

後援会会員先行で販売されたホームA・自由席のチケット価格は1枚1,900円だが、チケットストリートで転売されているホームA・自由席のチケット価格は1枚5,000円と約2.6倍もの価格で取引されているのだ。当然、席種が変わって来れば転売価格も変わる。指定席のランクが上がれば上がるほど、チケット価格は急騰しメインSSS席のチケットともなれば、3万円で取引されることもあるようだ。

これはかなり問題なのではないか。中にはシーズンチケットを転売に出していたり、朝日新聞を購読している人に向けて配られている(一部抽選)ASA朝日会招待券も高値で取引されている始末だ。クラブとしては何も対策していないのだろうか。

チケットストリート| スマホでもかんたん取引のチケット売買サイト

施策1:チケットのリセール販売

セール販売の仕組みを実験的に取り入れた。シーズンチケットを保有している方を対象に「行けなくなった試合のチケットを引き取ります」というもの。クラブとしても転売対策の一環として行い、一定の成果が出たようだ。譲ってくれた方に対しては、グッズ購入で利用できるクーポン券(チケット価格の半額程度)を進呈している。

リセールで預かったチケットはクラブで適切に処理が行われた後、フロチケ内で再販売が行われる。しかし、現状では「競技場内でのみ」行われている施策なため、目に見える効果といえるかは疑問である。今後、後援会事務所やアズネロなどでも行われるようになれば真価を発揮するだろう。

シーズンチケット限定「競技場リセールサービス」トライアル実施のお知らせ | KAWASAKI FRONTALE

施策2:最終節・磐田戦でクラブが行った対策

田戦でフロンターレはチケット販売時にある”工夫”をしていた。後援会会員先行で販売され完売した席種が一般販売でも販売されていたのだ。例えばバラエティーシートはすべて完売だったのにも関わらず、一般販売では在庫がわずかを示す「△」が表示されていた。筆者は友人のチケット(ホームA)を確保するためにアクセスしたに過ぎないが、これは嬉しいサプライズだったのではないだろうか。

おそらくクラブは、後援会会員先行で販売し転売されている事実を掴んでおり、”在庫調整”という名目で先行販売分を抑え、一定数を一般販売にも流通させたと推測できる。当然、一般販売で販売されたチケットは高値で転売されていたが、チャンスが与えられたという面では評価できる施策だということに疑念の余地はない。

 

tanu-f.hateblo.jp

 

2019シーズンチケットは「抽選」での販売に

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(引用元:川崎フロンターレ公式ホームページ)

ラブから正式発表があったように、2019明治安田生命J1リーグに向けて販売されているシーズンチケット(以下、シーチケ)は全席種抽選での販売になった。1次・2次・3次と会員ごとに区切られており、昨日(11月26日)に1次抽選の結果が発表された。

一応、念のために申し込み対象者を振り返っておこうと思う。

  • 1次対象者:後援会自動継続会員(口座振替/10月4日までにクレジットカード情報を登録していた人)
  • 2次対象者:後援会会員(自動継続会員でなくても可)
  • 3次対象者:後援会会員(自動継続会員でなくても可)

このように区分されていた。1次対象者は、原則として自動継続会員に絞られていたのだが、法律改正の影響もあり今年度は10月4日までにクレジットカード情報を再登録または登録した後援会会員も自動継続会員として扱われている(10月4日までにクレジットカード情報を再登録しなかった自動継続会員は自動継続会員の資格を喪失し、2次対象に回った)。

1次抽選結果が発表され、2次以降の販売は「ホームA・自由席」のみだということが正式に発表された。はっきり言って異常事態である。クラブによると「例年の2倍以上の応募」が1次抽選に集中したようだ。よって11月22日に発表予定だった1次抽選の結果は26日に延期された。ここに転売屋と呼ばれる転売を行う人が含まれていないことを祈るばかりだが、システム上、一定数の転売屋が含まれているだろう。ここにクラブの失敗点がある

2019シーズンチケット1次販売にお申し込みの方へ抽選発表延期のお知らせ | KAWASAKI FRONTALE

法律改正に伴い、9月までに登録してあったクレジットカード情報をすべて削除するのは仕方がないことだが、「登録者データベース」まで削除する必要はあったのだろうか。もし例年通り、自動継続会員の定義を当てはめるとするならば「前年の12月上旬時点でクレジットカードもしくは口座振替のデータを登録している人」を自動継続会員として扱えば、1次抽選で転売屋をはじき出すことは可能だったはずだ。

それを今年の10月4日時点でクレジットカード情報もしくは口座振替情報を登録してある人を、1次抽選の対象にしてしまったが故に、転売屋が紛れ込んでしまった。断定して書いているつもりはないが、”例年の2倍以上の応募”と聞いて、転売屋が紛れ込んでいることは明らかだと思ったから断定調で執筆した。イニエスタフェルナンド・トーレスJリーグに加入して以降、チケット価格は上昇した。これは今年の6月以降の出来事であり、それ以前は話題にも上らなかった。転売屋もそこまでの数はいなかっただろう。

2次抽選の受付は始まっており、12月5日に締め切られる。結果は12月12日に発表されるが、1次抽選で外れてしまった人も2次抽選に応募すると考えられることから、かなりの倍率になることは間違いないだろう。

「2019シーズンチケット販売方法」について | KAWASAKI FRONTALE

【提言】後援会会員先行販売を”抽選制”にしてみては?

援会会員先行販売を抽選制にしてみるのはどうだろうか。ここまでフロンターレの現状を書いてきたが、本題に入ろうと思う。現在の問題点は、「後援会会員向けの販売にも関わらず、転売屋がチケットを購入し、高値で転売を繰り返している点」にある。

これは「先着で販売するから」起こる問題であって、「抽選」にしてしまえばある程度の解決が見込めるはずだ。例えば、4月1日に行われる試合の前売りチケットを3月10日(後援会会員向け)、17日(一般販売)というスケジュールで販売を行うとする。

3月10日の1週間前の3月3日午前10時から3月9日午後6時までを抽選受付期間とし、抽選に当たった場合にのみ、10日にチケットが受け取れる。

 

こういう仕組みに切り替えてみてはどうだろうか。フロンターレではすでに、入場前待機列抽選(通称:朝抽選)で上記のシステムを導入済だ。チケットの購入にも同様のシステムを取り入れるのは難しい話ではないだろう。

もし、後援会会員向けの発売日から起算し2日後(上記スケジュールの3月12日)までに引き取りがない場合は、翌日(3月13日)の午後12時から先着で販売を開始すれば、後援会会員全員に”チャンス”が与えらえることにある。

 この制度の最大のポイントは「転売されるリスクの低減化」だ。抽選にすることで、転売屋がすべて買い占めてしまうことを防げ、本当に試合を見たい人に”チャンス”が与えられる。当然、抽選ゆえに外れてしまう会員も出てくるだろうが、そこは”抽選”という特性を理解してほしい。これが筆者が考える川崎フロンターレのチケット転売問題対策である。

※本記事は筆者の考えを述べたものである。所属する団体の意見ではない。誹謗中傷等が確認できた場合は速やかに公的機関等へ通報するとともに、対処を検討することを予め述べておく。

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【チケット転売問題】後援会先行販売で完売!神戸戦のチケットは高値へ

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(出典:Jチケ)

2018年9月30日午前10時、Jリーグチケットのホームページはアクセスが集中した。この日は、10月20日に行われる「川崎フロンターレvsヴィッセル神戸」の後援会先行チケットの発売だ。

世界的大スター、イニエスタの来場・出場に期待が集まり「イニエスタを観たい」という後援会会員がチケットに飛びついた・・・という話ではないようだ。この話について今回は深く追求していきたい。

 

 

チケットは開始3分で完売

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 午前10時、後援会会員先行でチケットが発売された。この日発売されたチケットは、アウェイ(ビジター側)を除く全席種。一番人気は手ごろな指定席のメインSやピッチサイドシートだろう。いつもであれば、ピッチサイドなどイベント系の指定席が完売し、その後、メインSなどと続き最後にホーム自由Aが完売するのだが、この日だけは一斉に全てのチケットが無くなった。

 10月3日、クラブは「前売りチケット一部完売のお知らせ」を出した。つまり、一般販売(10月6日)を前に神戸戦のチケットの販売が終わったのである。残すのは、アウェイ自由席とアウェイ指定席のみ。どちらも瞬殺だろう。

 

www.frontale.co.jp

プリセールは開始30秒で完売

 10月4日午前10時より、チケットぴあにてヴィッセル神戸戦のアウェイ側プリセールが実施された。枚数限定での発売だったため、瞬殺の予想は的中。開始30秒で売り切れた。筆者がなぜプリセールに参加していたのかというと、神戸サポの友人に頼まれたからである。転売を行う気はサラサラなく、「定価+チケットぴあに支払う手数料」で請け負った。

 話がそれたので、元に戻そう。プリセールは一般発売と同じ扱いになるため、誰でも購入ができる。そのため、後援会先行よりも早く売り切れたと推察した。おそらく「転売屋」が購入したとも。

 その予想も的中した。10時5分、チケットストリートにアクセスし、調べた結果、「ビジター自由席 1枚」など多数出品されていたのだ。明らかな転売目的での購入だといえる。チケットぴあの規約でも「転売目的の購入は禁止」と書かれていても、抑止力はなく転売目的で代えてしまうのが現状だ。

 

本当に見たい人が見られない試合になる

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 後援会先行で販売されたチケットは、その後、チケットストリートやメルカリなど2次流通サイトで高額転売された。1枚1,900円のホーム自由席は1枚5,000円以上で出品。この試合は後援会無料招待券の対象試合だったため、そういったチケットも含まれていた。さらに、川崎朝日会招待券も転売の対象だった。ヤフオク!に出品されていた川崎朝日会招待チケットは、1枚1,500円で入札スタート。現在も価格は上昇を続けており6,000円台に迫る勢いだ。

 10月6日(土)午前10時、チケットぴあでvs.神戸戦の一般発売がスタート。すでに後援会会員先行販売でホーム側のチケットは完売していたことから、チケットぴあではビジター側のチケットのみ扱われた。

 開始1分、画面に表示された「予定枚数終了」の6文字。無機質な画面に映し出された「6文字」は多くの人の感情が含まれていたことだろう。チケットが手に入った「喜び」、手に入らなかった「悲しみ」そして、転売することによって生じる利益を得られる「喜び」。2つの「喜び」は漢字は同じでも込められている意味が異なる。

 試しにチケットストリートにアクセスをしてみた。そこに表示されていたのは「ビジター側自由席 1枚5,000円」というもの。開始1分も経たずに完売したチケットはすぐにチケット2次流通サイトへ流れていった。

ビジター側自由席の価格は1枚2,300円。仮にチケットストリートにて1枚5,000円で購入すると、転売主には2,700円も利益が入ることになる。ビジター側自由席以上の券種(指定席など)を購入しようとすると、1枚1万円以上に跳ね上がる。正直いって「異常事態」と言えるだろう。

 

抽選販売を取り入れれば良かったのでは?

 今回、vs.神戸戦のチケットを販売するにあたり川崎フロンターレは「フロチケ(Jチケ)・チケットぴあ・セブンイレブンマルチコピー機」の3つで扱うことを明言していた。併せて、「後援会会員先行販売で完売した場合は、一般発売はない」ということも。

www.frontale.co.jp

 クラブとして指定席のダブルブッキングを防ぐ取り組みはしていたが、転売に対する取り組みはしていなかったといえる。今年より、後援会会員先行販売では1人あたり4枚まで購入できる仕組みが採用された。

これにはすでにチケットを持っているシーチケホルダーも含まれる。つまり、シーチケホルダーの方がvs.神戸戦のチケットを転売目的で購入しようとした場合、最大で「シーチケ1枚+Jチケ4枚+後援会引換券2枚」の合計7枚取得できる計算になる。

 1枚1,900円のホーム自由席のチケットを1枚5,000円で7枚販売した場合、35,000円の売り上げとなり、諸経費を差し引いても27,400円(シーチケ・後援会引換券は0円で算出)の利益を上げられる。

 今回、クラブがすべきことは「抽選販売」だったのではないだろうか。事前に購入希望者を集い、抽選で販売をしておけば平等にチケットの分配ができたはずだ。

そして、転売した後援会会員は次年度以降、会員資格停止にする処分を科せば良いのではないか。最も、個人を特定することは困難を極めるため、現実的な案ではない。となると、やはり「抽選販売」が妥当と結論づけられる。

 現在、J1で首位を走る川崎フロンターレ。このまま行くと12月1日のホーム最終戦では2連覇を達することになるだろう。またチケットの争奪戦が始まり、高値で売買されると容易に想像がつく。それこそ、抽選販売を試験的に導入し、試合に行けなくなった場合はクラブが返金をして、再販売するシステムづくりをクラブには要請したい。

※本記事は筆者の意見によるものであり、所属する団体の意見ではありません。誹謗中傷等が確認できた場合は、相応の措置を執らせていただきますので予めご了承ください。

【鳥栖存続危機?!】Cygamesがスポンサーから撤退する

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9月29日の午前1時頃、Twitterである記事が話題になった。それは、「サガン鳥栖からCygamesがスポンサー撤退する」というもの。その背景には、Cygamesの親会社サイバーエージェントがJ2 町田ゼルビアを買収するという報道があるとみられる・・・。

 

 

サガン鳥栖との関係は2015年から

 2015年7月2日、サガン鳥栖公式ホームページより「Cygames社とスポンサー契約を結んだ」と発表された。Cygames社はサイバーエージェント社の子会社で主にモバイル向けゲーム事業を担当している。

当初は2016年1月31日までの契約だったが、更新に更新を重ね2018年現在もスポンサー契約が継続していた。しかし、今回、スポーツ報知が「2018年でスポンサー契約を解消する」と報じたのだ。 

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サガン鳥栖とCygamesは全く縁がないといえばない。Cygamesの社長が佐賀出身で「社長のワガママ」でスポンサーになったのだという。それが、2年以上スポンサー契約が継続されている。

サガン鳥栖の経営情報を見てみると、2014年後の広告収入は7億8,900万円だったのに対し、Cygamesがスポンサーになって以降は12億300万円、16億3,100万円と右肩上がりに伸びた。

つまり、Cygamesが数億円規模のスポンサー料を支払っていることが分かる。これにより、サガン鳥栖は資金が潤いフェルナンド・トーレスなどの有名な選手の獲得に動けた、というのが大半の見方だ。

 

佐賀にスタジアムを改修する話も

 

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(出典:Cygames社プレスリリース

 Cygamesは企業版ふるさと納税制度を使い、サガン鳥栖のホームスタジアム改修資金を援助した。単なる改修工事ではなく、大規模な改修工事になるため多額の費用が必要。佐賀新聞の報道によれば、寄付金は3年間で6億8,600万円。それほど多額の寄付をするのにも関わらず、今回、撤退報道が出るのは腑に落ちない。

 

背景にはJ2・町田の買収があるから?

実はCygamesの親会社・サイバーエージェント社がJ2に属する町田ゼルビアの買収を計画しているという。10月1日にも正式発表される見込みで、一部報道によれば「かん口令」が敷かれているという噂も。

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Jリーグは規約で「同一オーナーの複数クラブの保有を禁止」している。今回のケースでは、サイバーエージェントが町田を買収したとしても、Cygamesはサガン鳥栖とスポンサー契約をしているに過ぎず、規約違反とは言えない。

 それでも、「火のない所に煙は立たぬ」という言葉通り、何かしらの理由で規約違反になってしまうリスクを排除するために、子会社であるCygamesのスポンサー契約を撤退させるよう意向が働いたという見方もできるだろう。

 

サイバーエージェントが町田を買収したらどうなる?

 町田ゼルビアサイバーエージェントが買収した場合、本拠地が渋谷になるのでは?という噂がSNSで上がっている。現在、町田ゼルビアの本拠地は町田市。これがサイバーエージェントの本社がある渋谷に移転するのでは?というもの。

 サイバーエージェントが町田を買収するという話が出たのは、9月28日。その2週間ほど前の9月11日、「渋谷にスタジアム建設の動きがある」という報道が出た。これは渋谷区と東京都が主導で行っているもので、23区初のサッカー専用スタジアムが出来上がる予定になっていた。

www.hochi.co.jp

 その所に今回の話だ。サイバーエージェントのホームページには「出資を検討している」、町田のホームページには「決まった事実はない」と両者ともに否定していない。

www.zelvia.co.jp  

サイバーエージェントは、以前、J2・東京ヴェルディに出資(出資割合:48.1%)していたがすでに撤退している。東京ヴェルディも渋谷に移転させる狙いがあって出資していたのであれば、つじつまがあう。未来に向けての投資として考えるのであれば、だが果たして・・・。

www.itmedia.co.jp

Cygamesが撤退したらサガン鳥栖は?

 おそらくCygamesが撤退しても「サガン鳥栖は変わらない」だろう。フェルナンド・トーレスなど一部高額な選手は放出せざるを得ないかもしれないが、大半の主力選手は引き留めに応じるだろう。

Cygamesが撤退すれば、Cygamesがスポンサーになる前の状態になるだけ。スポンサーになった当時の15年とは状況が異なるため、すぐに悲観的になるのは時期尚早かもしれない。

 

 こういう話が出るのは早すぎるのでは?

 Jリーグがシーズン中にこのような報道が出ることは、まだ早すぎるのではないだろうか。これだけ大々的に報道されてしまっては、選手たちが目にする機会が多くなってしまい試合や練習に集中できなくなってしまうはずだ。言い方は悪いが、プロである彼らに「これほどのこと」で集中を乱されてしまっては意味がない。

 先日、Jリーグからクラブライセンスの付与に関する発表があった。現在、2位につけている町田ゼルビアは来季J2ライセンスしか付与されず、J2でしかプレーできない。このままの順位を保ってもJ1に上がることができないため、今から来年に向けて準備ができるといっても過言ではない。

 

www.nikkei.com

そこにサイバーエージェントからの出資だ。強力な資金源を手に入れた町田は、サイバーエージェントと共にJ1参入に向けて一歩前進したといえるだろう。

 

企業がJリーグに何らかの形で支援する形が増えている

 ここ最近、さまざな企業がJリーグに何らかの形で顔を出す機会が増えている。例えば、Lancers(ランサーズ・渋谷)は7月にFC東京とスポンサー契約を結んだ。

 

www.lancers.co.jp

ほかにも、9月にはGA technologies(渋谷)は川崎フロンターレとスポンサー契約を結んでいる。

GA technologiesの取締役・樋口氏は元々川崎Fのユースチーム出身。トップチームの練習に参加したり、世代別日本代表に選ばれたりしていたがトップチーム入りを果たせず、チームから去っていた。そして取締役としてチームに「恩返しを」とスポンサー契約を結ぶに至ったという。

 

www.soccer-king.jp

このようにJリーグを取り巻く環境は変わりつつある。今回、サガン鳥栖からスポンサーが撤退してしまう背景には、親会社がクラブを買収しようとしているなど複雑な事情も含め、それが「Jリーグ」なのだ。Jリーグの歴史は浅く、まだまだ成長途中。このようなモデルが今後も出てくるかもしれない。

政府がパチンコ業界にメスを入れる!でもソースが・・・

2018年9月26日、三万人のための情報誌「選択」があるニュースを執筆、Yahoo!Japanのニュースに掲載された。タイトルは「菅官房長官が「パチンコ規制」に本腰 「景品交換所」という聖域にメス」。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

内容としては

  •  パチンコと競馬に対する規制強化
  • パチンコ景品交換所や場外馬券売り場の廃止

この2点が主軸で盛り込まれていた。しかし、おかしな点がいくつかある。

 

1点目:ソースが不明

 

取材した形跡が全くないのだ。ニュース記事を読み進める限り、「菅官房長官がどこで発言したか」が一切書かれていない。飛ばし記事(注:)であっても、「関係者が~」などそれっぽいことが明記されていることが多いのだが、この記事に限って言えば、どこにも取材した形跡がないのである。

 

2点目:書き手があまり知られていない

 

 Yahoo! Japanのニュースに掲載されるということは、Yahoo! Japanのニュース提供社一覧に含まれていてもおかしくないのだが、実は含まれていない。もし、今回の投稿が初めてでYahoo! Japan側の更新不足なのであれば理解できるのだが、9月12日・19日にもエントリーがされていた。つまり、Yahoo! Japan側の更新ミスではなく、ニュース提供社一覧に載っていない企業からの投稿になる。

ニュース提供社 - Yahoo!ニュース

 

最近では、Yahoo! Japanも個人からの投稿を受け付け、ニュースに掲載するようになったという噂を聞いていたが、あまり知られていない提供社のニュースを受け付けるようになったのには驚きを感じる。

 

私は一種の「マーケティング」なのではないかと感じている。誤解を生む前に述べておきたいが、決して「三万人のための情報誌「選択」」を誹謗中傷するために書いているわけではない。個人的な意見を述べているに過ぎない。

 

 今回のニュース、明確なソースが提示されておらず、記事提供社はあまり知られていない。そこに世間の目が向くような記事を投稿することで、一気にアクセス数が伸びていき「選択」という名が広まる。一種のマーケティング戦略のように感じる。

 

実際、Twitterのトレンドには「菅官房長官」という名でトレンド入りを果たし、ツイート内容の多くはこの記事をリンク先としていた。もし、これをマーケティングの一種としていたのであれば、事実上、「マーケティングは成功」といえるだろう。

 

www.sentaku.co.jp

※この記事は個人的な意見を述べたものであり、所属する団体の意見ではありません。誹謗中傷が行われた場合、しかるべき対応を執らさせていただきますので予めご了承ください。

【広島に迫れず】決定力・精彩を欠いた川崎 痛恨の引き分け

2018年9月26日、延期されていた明治安田生命J1リーグ18節湘南ベルマーレvs川崎フロンターレ(湘南・19時30分)が行われた。キックオフ直後は川崎ペースで湘南ゴールに攻め込むも、ゴールは奪えず。徐々に川崎のサッカーに慣れ始めた湘南が中盤を掌握し、川崎はテンポを失うも前半は無失点で切り抜けた。

 

後半開始から川崎は攻撃のスイッチを入れた。後半3分、左サイドからパスをうけた下田がエリア外から強烈なミドルシュートで狙うも、相手GK正面。ゴールならず。その後も、阿部を登里に、下田を鈴木に代えるなど選手を入れ替えて違うテンポで攻め込むも、見せ場らしい見せ場を作ることはできなかった。

 

後半39分、小林が岡本にエリア内で倒されPKを獲得。自らPKを蹴るものの、キーパー正面でPK失敗。その後もゴールに迫るものの、得点を奪うことができず試合終了。この試合、川崎が勝てば首位広島に勝ち点1差に迫れるだけあって、気合いが入っていたものの痛恨の引き分け。残り試合7試合で勝ち点差は3。

 

次節、川崎は中2日で長崎(A)、湘南は中3日で磐田(A)とそれぞれ対戦する。湘南としても降格圏入りは避けたいところ。この試合で得た課題を解決し、長崎・鹿島を倒して2連覇を現実的なものにしてほしい。

 

※内容は後ほど追加いたします。

朝抽選を見直す時期が来ているのではないだろうか

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 川崎フロンターレでは試合開催当日の午前7時に、等々力陸上競技場に集合するイベント「列抽選(通称:朝抽選)を実施している。このイベントは2017年のJリーグ王者になってから、抽選数が急増しており、ここ数試合は平均1,500番を超えている。抽選数が急増する裏で「違法駐車問題」が表面化しつつある。今回は、「違法駐車」に焦点を当てていきたい。

 

  

朝抽選とは?

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 朝抽選とは、正式には「入場待ち列の順番決め抽選(列抽選)」。試合開催日の午前7時に集まることから、サポーター間で朝抽選と呼ばれるようになった。この抽選に参加するためには、「川崎フロンターレのその年の後援会会員(例:2018年後援会会員)」かつ、「シーズンチケット保有者」という2つの条件を満たさなければならない。そして、試合開催日前日の午後6時(18時)までに、後援会マイページより抽選申込をする必要がある。

 

当日の朝6時30分ごろ、川崎フロンターレよりメールで抽選番号が知らされ、朝7時までにスタジアムでチェックインを行い、列を確保する。その後、試合開始3時間前に列チェックが行われるので、その時間までには等々力陸上競技場に戻り待機する必要があるのだ。

 

先ほど述べた条件の中に、「シーズンチケット保有者」と明記したが、実は「先行入場できるチケット」を持っていれば抽選に参加できる。そのため、後援会会員であれば誰でも申し込めるといっても問題はないだろう。

 

朝抽選と違法駐車との関係性

 等々力陸上競技場がある等々力緑地は現在、工事が行われており駐車場が一部閉鎖されている。近隣には民間の駐車場が存在するが、たかだか1時間~2時間程度で1,000円を支払いたくないという方も多いはずだ。朝抽選に来るにあたって、車での来場は禁止されていない。公式サイトには「違法駐車はおやめください。車で来るのであれば有料の駐車場に止めてください」と表記されている。しかし、違法駐車はなくならない。増加の一途を辿っている。

 

もし、時間があるのであれば、西丸子小学校側の道路から等々力陸上競技場に向かってみてほしい。目の前の道路には、ずらっと違法駐車の車が列をなしている。しかも、ご丁寧にフロンターレのステッカーを貼った車ばかりだ。

時には、横断歩道上に停まっている車もある。確かに、ずらっと違法駐車の車が並んでいる中、受付時間間際についたのであれば、近い場所に止めて走りたくなる気持ちも分かる。しかし、横断歩道上に車を停めるということは、「危険」だということを認識してほしい。

 

例えば、歩行者が横断歩道を渡っているとする。対向車は、車の影になった歩行者を認識できず、車の影から出てきた歩行者を避け切れず、はねてしまう危険性を持っているのだ。また運よく避け切れたとしても、避けた車が物損事故を起こしてしまう恐れもある。

 

考えすぎと思われるかもしれないが、あの道路は見通しが良く、車のスピードも出やすい区間。法定速度は30km/h。しかし、それを守っているドライバーは少なく、危険な道路ともいわれている。

 

等々力陸上競技場前の道路は「駐車禁止」

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  道路の横に立っている道路標識。ドライバーの方なら免許取得時に嫌というほど見たのではないだろうか。等々力陸上競技場前の道路にもたくさんの道路標識が立っている。その中に、「駐車禁止」を意味する標識が立っていることに気付いているだろうか?

 

駐車禁止の標識が立っている場所で駐車をした場合、最大で違反点数2点、罰金15,000円が発生する。助手席に人が乗っている場合も同じだ。助手席に人が乗っている場合、駐車禁止違反にならないと思われがちだが、違反は違反である。

 

法律が改正されて以降、緑のおじさんたちが駐車禁止のステッカーを貼るようになった。彼らには駐車違反を取り締まる権限はなく、放置されている車両を警察に報告しているに過ぎない。だから助手席に人が乗っていれば、「放置車両」とみなされずステッカーが貼られにくくなっているといえるだろう。

 

先ほど、「横断歩道上に止めている車がある」と書いた。横断歩道を含め、交差点の5m以内は「駐停車禁止」エリアに指定されており、ここに車を停めた場合、最大で違反点数3点、罰金18,000円を支払わなければならない。

 

違法駐車している人の抽選は無効化すれば良いのでは?

 列抽選に参加するために、車で来場しているのだから列抽選の番号を無効化してしまえば問題は解決しそうである。しかし、そう単純に行く話でもないのが現状。どのように、クラブ側が違法駐車の車を特定し、番号を無効化するのかなど課題が山積みだからだ。手っ取り早い方法は、列抽選の仕組み自体を変えてしまうことだ。

 

【現状】

・朝7時までにスタジアムでチェックインをする必要がある

 問題点)違法駐車の車が増えている、列整理の時間まで何をすればいい?

 

【改革案】

・列抽選と整理を同時に行う

 問題点)クラブスタッフの動員数を増やす必要がある

 解決策)スタッフを増やす

 

この仕組みはどうだろうか?クラブ側も試合開始前でバタバタしていると思うが、近隣住民に迷惑をかけている列抽選を、列整理と同時に行ってしまえば近隣住民へ迷惑をかけることなく、スムーズに列を形成できるのではないだろうか。

 

例えば、19時キックオフの試合の場合、シーズンチケット保有者向けの先行入場が16時30分(2時間30分前)に行われるため、15時30分までに等々力でチェックインを行い、そのまま並ばせる。

 

こうすることにより、列抽選に参加しているサポーターを長時間等々力に拘束できるため、車での来場をグッと減らせるはずだ。または、クラブ側が臨時駐車場を用意して、駐車場に車を停められる手筈を整えてあげることで、この問題は解決すると思われる。

 

等々力のチケットは即完売。サポーターもいい雰囲気を作り出せており、連覇も見え始めている今、朝抽選の違法駐車問題でクラブに迷惑をかけるわけにはいかない。サポーターの意識を少しでも改善できれば、違法駐車なんてなくなる。と信じている。

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